栃木のグルメ

【栃木グルメ備忘録】白米にも合う!箸が止まらない白ごま担々麺

例年通りなのか、今年が特別なのか、宇都宮は雨が多いと感じる。
3月に引っ越して来てちょうど1ヵ月経ったが、けっこう降ってたなという印象だ。
満開の桜も見れたけれど、今年の桜の記憶はシトシトと降る冷たい雨とセットになっている。
群馬の乾いた風が懐かしい。

ところで、仕事上のさまざまな連絡にチャットワークを使う企業が本当に多くなった。
というかここ数年、自分が所属したところで、チャットワークを使っていない会社は皆無であった。必携のツールになったんだなと思う。

まったく好きになれないが。

やはり文字だけの会話って、難しい。

最近よく聞くのが、LINEやチャットワーク、メールなどで、上司から若い部下に何らかのメッセージを送る場合。
文末に「。」をつけると「怒ってる」と受け取られると聞き、ビックリ仰天している。
えーっ、なんで?
何でそんな風に思うんだろう!?

自分の感覚からすると、文末にやたら「!」を使う人のほうがイヤだな。
そっちのほうがよほどキツク感じるというか... 若者たちの言葉を借りれば、それこそ「怒ってるのかな」と感じる。
でも比較的若い人たちって、ビジネスメールやLINEでも頻繁に「よろしくお願いします!」とか「ぜひやっていただきたいです!」とか「!」を使うよね。

「!」が付く文って、目の前で直接会話しているところを想像すると、すごく強い口調で言っている画が浮かぶ。

まぁそれはひとまず置いておいて...
今の職場の人たちのチャットワーク上の言葉遣いが、ビジネスライク過ぎてしんどい。
もうこの人たちとチャットするのヤダ、という気持ちになりかけている。
実際目の前で会うとフレンドリーで話しやすいのに、チャットワークになると途端に冷たい感じになるというか。

前の職場ではそこまで違和感なかったけれど、今回の職場では実際の人物とチャットワーク上のキャラクターが乖離しすぎてて、どうも慣れない。

ビジネスマナーとしては少々問題アリなのかもしれないが、「....」とか「笑」とか、ニュアンスを伝える文字や記号を上手く使って、会話に温度感みたいなのを表現してもいいんじゃないかと思う。

先日、ひどい風邪を引いたとき、職場への欠勤連絡をチャットワークで送った。
同じ組織のメンバー全員が見れるグループチャットで送ったのだが、欠勤が3日続いたところで、「コ●ナじゃないんですか?今週いっぱい休んだほうがいいと思いますよ」と言ってきた人がいた。
字で書くとすごく冷たい感じがして、このときわたしはコロナと診断を受けたわけではなかったが(インフルでもない)、ものすごく責められているような、疎外されているような気がして沈んだ。
そのメッセージに無言で「いいね」を付けている人もいて、それも嫌な感じだった。
体調不良のときにこんな心労。毒でしかない。

風邪が治って出社して、そのメッセージの送り主と顔を合わせたとき、そりゃもう優しい感じで体調を心配してくれ、「あぁ、別に怒っているわけではなかったんだな」と安心したが、もう少し文面とか工夫できないものかと恨めしく思ったものだ。
チャットワークって本当に便利なのだろうか。かえってしんどいんだが。

感動モノの担々麺

職場の人に教えてもらって感動した店について記録したい。

「小閣楼」さん。


こういう店は、他県から引っ越したての人間にはそうそう探し当てられるものではない。
地元民ならでは、という感じがする。

担々麺と「上海チキン」が有名なお店らしい。

仕事を投げ出して「上海チキン」に専念したい気持ちを抑え、担々麺を食べることにする。

担々麵は3種類。
●ゴマたっぷりのピリ辛「白ゴマ担々麵」
●辛めが好きなら「黒ゴマ担々麵」
●痺れる辛さ「汁なし担々麺」

「3つ全部ください」と言いたいのを我慢して、「白ゴマ担々麵」をオーダー。950円なり。
ランチだと白米が付いてくるようだ。

さっそく運ばれてきた担々麺。
もっとラー油がたっぷりな「辛いビジュアル」を想像していたけれど、そうでもなさそうでホッ。
珍しいことにパクチーがのってる!(嬉)

スープを一口飲んで

「!!」

複雑なスパイス、鼻を抜けていく香り.... たった一口で「旨い」と確信させる味わい。
ピントがドンピシャ!に合う感じの味、といえばいいだろうか(ゼンゼンわからんわ!)。

ひと言で言い表せない奥行きのある複雑な味なのに、ストレートに「旨い!」と伝わる味。
ボヤけてないし、辛すぎない。

なんてことだ... これはハマる。

細めのストレート麺。
スープの絡みが抜群。
しかもパクチーが絶妙に効いてる。
確かにここでほしいのはネギの辛味よりクセ強パクチーの香りなのかも。。

混ぜながら食べて行くと、スープの上にかかっていたスパイスやらナッツやらがどんどん溶け込み、味が深まっていく。
最高だ.... 

ライスと漬物。
正直、ラーメンを食べるときにご飯は必要ないと思っているのだけど、この担々麵は別だ。

スープとライスが抜群に合う。
レンゲでライスをすくい、スープに浸しながら食べるとどんどんイケてしまう。

結局、スープ全部なくなってしまった。
ここまで平らげたラーメンは久々。

引っ越すとき、好きだった店と離れなければならないことが悲しかった。

群馬の前橋に、「たんさゐぼう」という担々麺専門店があり、とても好きだった。
ほかにも「桝元」、藤岡の「だいとうえん」、伊勢崎の「心道」、
何気に「おおぎや」も別れがたい。・・・って、ラーメン屋ばっかりだな。

でも、担々麺に関してはもう心配ない。
この「小閣楼」さんがある。ここに来ればさみしくない。

この先もそんなお店をたくさん探して、ホームシックを克服しなくては。。

[SHOP DATA]
住所/宇都宮市東梁瀬1-4-1 
電話/028-666-7995
営業/11:30~15:30(15:00LO)、17:00~22:30(21:30LO)
定休/水曜

つづく

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