トチぱん 宇都宮市 栃木のグルメ

【栃木のパン日記】デニッシュが抜群★ hiyori bakeryさんにおじゃま

ゴールデンウィーク前半3日が終わった。
わたしの勤め先は4月30日、5月1日、2日は出勤なので、超ロング連休とはならない。
3日間休んで3日間仕事に行き、また4日間休む。
これくらいがいいかなと思う。10日近くも休んだら二度と出社できなくなりそうだ。

ゴールデンウィークが明けたとき、新入社員が「辞めたい」と言い出す可能性がけっこう高いと聞く。
まったく全然【新卒】ではないが、わたしも4月1日入社の新入りだ。
行きたくなくなる気持ちは少しわかる。

単純に新しい人間関係の中で気疲れしているというのもあるが(まして今回は県外への引っ越しも伴っていたし)、もっと深いガッカリ感のようなものがある。
会社に対して。業務に対して。
これとどう折り合いをつけるか... 

連休が終わってみて、自分がどんな状態になっているか、自分でも想像がつかない。

またしても素晴らしきパン屋さんとの出会い

もはや連休初日に何をやっていたのか思い出せないのだが、2日目は下野市にドライブに出かけた。
3日目の今日はコインランドリーに行って毛布などを洗った。思いのほか暑いので、冬の寝具をしまおうと思い立ったのだ。
それからこまごまとした生活消耗品の買い出し。

宇都宮アピタをウロウロして雑貨や夏物衣類を見て歩いたものの、今月末に待ち受けているクレジットカードの支払いが50万近くになっていることを思うと、さすがに購買意欲が湧かない。
今回宇都宮で借りたアパートの敷金・礼金をクレジット払いにしていて、ついにその支払い日が到来したわけだ。

コインランドリーは洗濯&乾燥コースにしたので、待ち時間が60分もある。
小腹が減っていたので、パンを買って食べることにした。

「ペニーレイン鶴田店」の近くにいたのだが、駐車場を見ただけで退散。
ものすごい混雑だった。

そこで、もう少しだけ足を延ばして「hiyori bakery」さんにおじゃま。

水色のドアがポイントのおしゃれなたたずまい。
どうするとこんなセンスのいいエントランスになるんだろう。この外観見るだけで、パンがおいしいと直感。

店内フロアにテーブルが何台か置いてあり、その上にパンが可愛らしく並んでいる。
自分でトレイを持ってパンを取るスタイル。
このスタイルはあまり好きではないものの、幸運にも店内には誰もおらず、ゆっくり選べそうでよかった。

お昼過ぎという時間帯のせいか、おかずパンよりスイーツ系のパンが多めな感じだ。

それぞれのパンに手書きのプライスカードが付いており、パンについて一言紹介文が書いてある。
これがいい。

「コーヒー牛乳のクリームボックス」というパンが気になった。

もともとこのお店では福島県のご当地パンである「クリームボックス」というのを売りにしているようで。
それのコーヒー牛乳バージョンというわけだ。

【限定商品】と書いてある。
「ペロッといけちゃいますよ」という紹介文にグッときて即、トレーへ!
コーヒー牛乳のクリームボックスは滅多にお目にかかれないらしく、購入数にも制限がある。
こういうものは絶対食べたくなるね。

それから「みんな大好きカレーフランク」。
そして思わず二度見してしまった「デニラッシュ」という惣菜パン。
ニラと蒸し鶏のデニッシュだそうだ。

これを買うのはけっこう勇気がいった。

ラーメンとかスープにニラが入っているのはわかる。
玉子焼きに入っているのも大歓迎。
基本的に、ニラは好きだ。

でも、デニッシュにニラを入れるかねぇ。。。

店内3周くらいまわって迷ったが、買ってみることにした。
他では出会えそうにないし、どうせならそのお店らしいパンを買いたい。

店主のとても温かく感じのいい接客を受け、幸せな気分で店をあとにした。
宇都宮に来てから、パン屋さんとの出会いは非常に「ツイている」。

さっそく車で「カレーフランク」を食べる。

惣菜パンて、なぜかパン生地が甘いことが多いけれど、これはそんなことなくて美味しかった。
カレーソースも辛すぎなくて好きな味だし、はみ出るほど大きなフランクもうれしい。
食べ応えのある一品。

ここからは自宅で。

いよいよ、「「デニラッシュ」である。

食べづらそうなので割って見ると、中までニラがギッシリ!

これ、うまい!!!

シャキシャキのニラと蒸し鶏を、マヨネーズがまとめていて大好きな味!

そして何より、比較的主張の強いニラの存在感に、デニッシュ生地がまったく負けていないというすごさ。
カリッカリに焼けた生地のおいしさときたら・・・パターの風味が口いっぱいに広がって、永遠に食べられそうな軽やかさ。
デニッシュが美味しい店なんだね、ここは。

これはぜひまた食べたい。食べなくては。。

そして最後にお楽しみの「コーヒー牛乳のクリームボックス」。

小さめの食パンという感じのサイズ。手のひら大で可愛らしい。
厚みは1.5cmくらいか。

もっとベタベタ、あまあまなパンを想像していたら、全くそうではなかった。
ちょうどいい厚みでパンに塗られているミルククリームは、思いのほかサッパリしていて、ベタベタせず軽い。
そしてコーヒーの風味がちゃんと効いているのだ!
ほろ苦さがあり、甘いクリームの奥に大人の風味が隠れている。

こりゃいいわ!
こうなったら店主が「自分で食べたくて作っている」という白いクリームがのった「クリームボックス」も食べてみなくてはなるまい。

このお店、よく見ると21時まで営業してるんですね。
パン屋さんにしては非常に珍しいと思う。
夕方にパンが買いたいんですよ!
でも18時過ぎまで営業しているパン屋さん自体が少ないし、やっていたとしてもかなり品薄になってしまってて、買うパンがなかったり。

このお店は夜、どんな感じの品揃えなんだろう。
少し回り道すれば会社の帰りにも寄れるので、今度は夜の「ひより」さんに行ってみるつもりだ。

ちなみに今回の買い物は3点買って、800円くらいだった。
また月曜定休とのことだけれど、祝日は営業することもあるようだ。今日のように。
行く前にインスタグラムで確認したい。

とにかく素晴らしかった。デニッシュが過去イチくらいの美味しさだった。
やっぱり宇都宮のパンて、レベル高いなと感じる。

つづく。

[SHOP DATA]
住所/栃木県宇都宮市南一の沢町2-38
営業/9:00~21:00
定休/月曜(祝日は営業している場合あり)

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