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【栃木の道の駅】雨でも超人気★道の駅きつれがわへ

道の駅きつれがわ

栃木県の会社に入社し、初めての週末が来た。
思った以上に何をしていいか分からない。

見知らぬ街で休日を過ごす。しかも、一人で。

どこから攻めればいいのか。
宇都宮の街に出てデパートを巡ってみるのもいいし、近くのカフェに行ってみるのもありだ。
群馬にいるときから好きだった「ジョイフル本田」にも行きたいし...

自由すぎて、選択肢がありすぎて。
いや、正確にはどんな選択肢があるのかすら、分からない。

考えた末、ありがちだが県内の「道の駅」を全部回ってみることにした。
今後、仕事でも少なからず関わることになるだろうし、見知らぬ土地を知るうえで「道の駅」というのは案外有用だ。
地場の野菜や加工品(漬物とか)、郷土菓子など、コンテンツはやや地味なことが多いが、その土地の名産品が一堂に会しているので情報収集にはもってこいだ。

一発目はさくら市にある「道の駅きつれがわ」


群馬で観光情報誌をやっているときから気になっていたのだ。
この道の駅は栃木県内でも「別格」だと思う。
規模、人気度、コンテンツの充実度等において。
栃木県内にも人気の道の駅はいくつかあるが(しもつけとか)、この「きつれがわ」はトップ5に入るのではなかろうか。

雨だから空いているだろうと余裕くれて行ったら、とんでもなかった。
広大な駐車場は9割以上埋まり、新たに来た人たちがウロウロと空いたスペースを探しているではないか…。
思った以上だ。
道路や街並みはガラガラなのに、この道の駅構内だけものすごく混んでいる。

大正ロマンをテーマにした、レトロでオシャレな建物。まだ新しい。
足湯の建物も大混雑だ。

広々とした直売所。

店内はどこを見ても掃除が行き届いていて、なおかつ明るい!
これだけ人がいるのに陳列棚もあまり乱れておらず、商品も見やすい。
床もピッカピカに磨かれて清潔感があるし、トイレも綺麗だった。

BBQに持って行きたい食べ物もズラリ。
地元産卵も、どれにしていいか分からないくらいの品揃え。

「いとしの黄身」とか、ネーミングが上手い。。

棚が綺麗に整頓されていてアイテムが見やすい。

一人暮らしにもピッタリな小さいサイズの米があるのがうれしい。
カレー専門の棚まで!
さすが、栃木。「岩下の新生姜」のコーナー!


地元産の米や卵をカゴへ。

野菜売り場をながめていたら、お店の人から声をかけられ、「にんにくスプラウト」なるものの試食を勧められた。
「え~、にんにくゥ・・・?(←まったく気が進んでいない)」

にんにくは好きだが、昼間からにんにく臭くなるのはイヤだし、にんにく単体を食べるというのもちょっと・・・。
お店の人から「ニオイがまったく残らないから!」と言われ、半信半疑でシブシブ口へ運ぶ。

「えっ!!!!!!!」

なにこれ、おいしい。。。思わず目を見張ってお店の人を見てしまった。
「おいしいですねコレ。。(驚)」

「そうでしょ」という店の人のドヤ顔ときたら。

そのまま焼いて、塩コショウを振っただけだというにんにくスプラウトのうまさときたら・・・。
にんにく特有のえぐみというか、きつさがまるでなく、ちょっとねっとりした柔らかい食感。
白いごはんがほしくなるコク深さ。

思わず1袋買ってしまった。
レシピを書いた紙をくれた。

本日の購入品

本日の購入品である。
米、卵、にんにくスプラウト、それから「温泉パン」。

今日出会った「にんにくスプラウト」とは何なのか。

にんにくから芽が出てるんだよね。
でも「ニンニクの芽」とは味も見た目も違う。

とにかく栄養満点、調理簡単、においが残らないと、良いことづくめの食材なんだそうで。

店の人に教わった通り、まず電子レンジで1分ほど加熱し、油を引いたフライパンへ。

塩コショウを振って、しょうゆを1~2滴。
うっすら茶色い焼き色がついたらできあがり。
もうこれだけで、止まらない旨さなんだよね。。

根も取る必要なし。

にんにく本来の味はちゃんとするのに、確かににおいが残らず、風味もやさしい。
塩コショウだけで、何でこんな旨いのって。

豚肉と卵と合わせて炒め物にしてみたら、それもいい。
でもにんにくスプラウトをしっかり味わうなら、単体で焼くべきだなと。
もうそれだけでごはん食べられる。

500円の小袋を買ったが、すぐなくなってしまいそうだ。
また買いに行かなくては。

水耕栽培で育てられるにんにくスプラウトは、ラベルに「満点にんにく」と書いてあるだけに、とにかく栄養豊富なんだそうだ。
エイジングケアや貧血改善、疲労回復などなど、さまざまな効果が期待できるようだ。
お店の人は「お肌がピカピカになるよ!」と言っていたっけ。

確かに何となく疲れがやわらぎ、元気が出るような・・・・??
とんでもないものに出会ってしまった。

つづく。


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