暮らしの記録 独女のコラム

引越しをしたら、車も住所変更する必要があるだと…?

さて、今日は愛車の住所変更である。
やっと免許証の住所変更が終わったと思ったら...
引越しに伴う事務手続きは思いのほか多い。特に今回のように、県をまたいでの異動となるとより煩雑になる気がする。

今までどうやっていたのかと思うが、考えるまでもなく、これらの事務手続きはすべて夫まかせだった。
だから自分の住所が変わったら、合わせて車の住所変更もしなければならないという発想がなかった。
不動産会社の担当者が、契約の折、親切にも「ご自分だけじゃなく、車(車検証)の住所変更手続きも忘れずにやってくださいね」と声をかけてくれ、「そうなのか!」と。

ネットで調べると、車の所有者の住所が変わったときは、2週間以内に車検証の住所変更もしなければならないと、厳に決められているという。
(やべー、同じ群馬県内だが、前橋市内で引越しをしたとき、届け出てなかった…!時すでに遅し。罰金対象になる可能性もあるとのことで、冷や汗。。。今度から気を付けよう。。)

とにかく、今は最新の住所変更だ。

危なく行き先を間違うところだった。
わたしの車は軽自動車なので、手続きは「軽自動車検査協会」というところで手続きをする。普通車はまた違う施設に行くようだ。
ネットで調べると、「軽自動車検査協会」は思いのほか近いところにあり、自宅から10分ほどの距離だ。
住所変更をした市役所までは車で10分、鹿沼市の免許センターも車で15分ほど。
よく知らずに決めたわりに、今の住まいからはどの施設も近くてラッキーだった。
こういった施設が遠かったときのダルさといったらない。

受付終了45分前にすべりこむ

市役所ほどではないものの、ここもいい加減混んでいる。
もしかしたら、今日中の手続きはムリかもしれないと思いながら受付へ行くと、相当慣れた感じの女性が立石に水のごとく、バババババと手順を説明してくれた。
希望ナンバーもなく、有料の「地方版図柄入りナンバープレート」(いわゆるご当地ナンバープレート)を希望するわけでもないわたしは、何とか16時前に手続きできそうだとのこと。

いや、本当は群馬にいた頃につけていたのと同じ番号がよかったのだが、言いそびれてしまった。
無知ゆえのことだが、わたしは一度取った希望ナンバーは県が変わってもずっと引き継いで使えるものと思っていた。そんなわけなかった。

書類を書くよう指示される。
約1400円ほど支払うと、代行してくれるという。時間も時間だし、係の人も「今から全部ひとりで書くのはなかなか大変よ」と言うので、お任せすることにした。時は金なり。

料金を支払って10分ほど待っていると、先ほどの女性から呼ばれた。書類作成が終わったとのこと(早!)。
次にやるべきことを指示される。ふたつあった。

与えられたミッションをこなす

1つは、現在つけているナンバープレートを外せ、というミッション。
もう1つが、以前住んでいた市町村(わたしの場合は前橋市)に連絡をし、自動車税の請求を止めてもらうように、とのこと。これも有料で代行してくれるというが、連絡して税金の請求を止めてもらうだけなら、自分でもできそうな気がしたので代行は断った。

税金の請求停止などは、サイアク明日でも大丈夫だろうと勝手に判断し、まずはナンバープレートを外すことにした。何せ、時間がない。
ドライバーは窓口で貸してくれる。が、あまり気持ちよく貸してくれない。
借りる人が多すぎるようで、「今、ドライバーは全部貸しちゃってるので、これ使って」とブアイソにレンチをポイッと渡される。
一瞬イラっとしそうになるが、考えてみれば、クッソ忙しい窓口業務に取り組んでいるのに、来る客来る客みんなが「ドライバー貸して」と言ってくれば、そりゃ腹も立つだろう。そのたびに手を止めなくてはならない。
ドライバーくらい、自宅から持って来ればよかったと後悔した(自宅を出る直前までは覚えていたのに、結局忘れてしまった)。

ナンバープレートなど外したことがない!ということに気付く。
できるのか‥‥?!と思いながら、愛車のナンバープレートを見る。

なんてことはない、ネジで2か所止めてあるだけだ。

さようなら、前橋ナンバー。またね。

あっけなく取れた。
「さよなら、前橋ナンバー。」

あれだね、ドライバーはともかく、軍手は必須だなと思った。
綺麗に乗ってるつもりの車でも、やっぱりナンバープレートはかなり汚れていて、前と後ろ2枚のプレートを取り外しただけで、手が真っ黒になった。
トイレを借りて手を洗う。

外したプレートと書類を手に、窓口をたらいまわしにされる。
料金を払ったり、新しいプレートを受け取ったり。
プレートを受け取る際、料金を払った。1700円くらいだったかと思う。
書類作成の代行料と合わせて約3000円というところ。
ナンバープレート交換を必要としない、ただの住所変更とかなら、もっと安い(あるいは無料)かと思う。

思っていたより安かったし、何より、こんなギリギリな時間に行ったのに、即日ナンバープレートをもらえたのがありがたい。
受付終了15分前に駆け込んで来て、「希望ナンバーにしたい」と言い出すツワモノもいたが…。

ドライバーを借り、取り付け場所に車を移動して、ナンバープレートを取り付ける。



完成。
あっという間だった。

もう一つのミッションもクリア

すっかり忘れていたが、もう一つ、やるべきことがあったのだ。
以前住んでいた前橋市に連絡をして、自動車税の請求を止めてほしいと言わなくてはならない。

市役所に電話を入れて、市民税課につないでもらう(受付で用事を言ったら、ここにつないでくれた)。
出てきた人に、「これこれこういうわけで、自動車税の請求を止めてもらいたい」旨を伝える。

本人が直接連絡してくるケースが珍しいのか?若干不思議そうにはされたが、やることは簡単で、新しく発行された車検証をFAXしてほしいとのこと。

そういや、今回新しくもらった車検証はえらく小さかった。A4よりさらに小さい。以前はB5だったと思うが...。
さすが、ペーパーレスの時代だ。
文字も薄く、FAXしてもあとから見えねーだの何だの連絡が来そうだったので、車検証と一緒にもらった「自動車検査証記録事項」というA4の書類(これは何故かA4なのだね)をFAXした。書かれている内容は同じだったから。
あとから市役所より「手続き完了」の連絡をもらい、これで車検証記載事項変更に関する一連の手続きは終了。

さようなら、前橋ナンバー。
きっといつか、群馬に帰る。
そのときにまた会おう。
まぁ、そのときはたぶん地元である「高崎」ナンバーだと思うけれど。

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